オフィス宝塚

ぎっくり腰の予防法

こんな記事をインターネットで見つけました

『ぎっくり腰の予防法
◆日常生活の動作で気をつけること
以下の動作を守りましょう
・急に重い物を持ち上げない
・なるべく屈まずにしゃがんでから持ち上げる
・急に腰をひねらない
・急に前かがみにならない
・ストレッチや準備運動なしで激しい運動を行わない
・無理な姿勢(中腰、しゃがみ、腰をひねった姿勢など)で作業を長時間行わない』

うーん当たり前と言えば当たり前なんですが…ぎっくり腰は確かに急に重いものを持ち上げたり、身体を強くひねったりすることで起こりますが、もっと軽い普段している動きの中でも起こりますし、たった一回のくしゃみでも起こります

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この普段の動きや、くしゃみでも起こるというのがポイントです

普段している動きなのになぜ今???

ぎっくり腰を起こす時、腰周囲の筋肉は緊張しています

その緊張はなぜ起こるのでしょうか???ということです

それはまさに内臓の負担、特に胃腸の負担が腰の筋肉に投射することによって緊張しているのです

ですから、予防ということになると、食事や生活習慣で胃腸に負担をかけないこと、そして運動不足にならないように適度な運動(30分ウォーキング)ということになります

先日来院された患者さんのぎっくり腰の原因は、事務所で座りっぱなしの運動不足、そしてストレスからくる食べ過ぎ・飲み過ぎの負担でした
今の時期よくあるぎっくり腰は以前に紹介しましたが、共通するのは内臓の負担です

 

人間の身体には自然治癒力がありますから、少々の負担は一晩寝たら解消できます

例えるなら、自然治癒力は下りのエスカレーターを逆に登ろうとするようなもので、それでも登れるか、登れなくてもその場所をキープできる力があるようなら問題はありません

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でも何かしらの原因(過食・ストレスなど)で治癒力がへばってしまったら?そう、どんどん下って行ってしまいます

下って行けばいくほど、目的地(何もない健康な状態)は遠くなります、いわゆる病気が深いところに行き、なかなか治りにくくなるので早めの処置が必要です

ぎっくり腰で他に問題がなく早めの処置であれば1~2回でグンと楽になります

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汗がかけなくて…

この記事の続きのような話です

今回はギックリ腰のお話

先日来院された患者さん

「職場はどうしてもクーラーで冷えるので、帰り道にひとつ手前の駅から歩いて汗かくようにしてるんですけどねぇ」とおっしゃいます

ところが…よくよく聞けば2日前に出張先で「焼肉」を「冷たい」ビールでたらふくだったんだとか

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美味しいですよね~

でも、冷たいもの飲んで!食べ過ぎ!で、身体の中は熱だらけ!!

宿泊先のホテルはエアコン完備

当然汗がかけません

そこへ来て翌日は湿度が高く蒸し蒸ししていた

通常不感蒸散といって、自覚しない内に1日に1リットル程度の汗が蒸発しているのですが、周りの湿度が高いとこの不感蒸散も妨げられます

いろんな条件が重なって、ちょっと荷物を持ち上げただけでギックリ腰というわけです

重ならなくても起こりうる話なのでご注意を

鍼で全体、特に胃を調整して、グンと楽になりました

あとは歩いてしっかり汗かいてくださいね!

 

湿度が高いと、なんか鬱陶しかったり身体が重だるくなるのは、不感蒸散ができずに体内に湿気がこもって…というケースが多いですね

運動して歩いて汗をかく…なんですが、こういうときは身体を動かすのも億劫になりがち

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まず熱めのお風呂などでしっかり汗をかいてスッキリしてからというのもひとつの方法です

岩盤浴スーパードームなら心臓に負担をかけず、しっかり汗がかけますよ

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小さい秋

昨日の投稿でもうすぐ秋です…と書きましたが、さっそく今朝見つけました

とは言え今日も暑いですね

汗をかいた後は水分補給をお忘れなく!

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エアコン+アイス=肩こり

先日土用の丑の日でしたが、8/7までは夏の土用です

それ以降は秋になります

こんなに暑いのに…ですが、空や草花などには秋の気配が感じられます

さて、今日はタイトルにある通り、夏には欠かせない?ものから肩こりが(厳密に言うと肩こりだけではありませんが…)という話です

この時期、「なんか身体がダルい…」「頭が、首が、肩が、腰が重たい…」なんて感じている方は多いのではないでしょうか?

まずはエアコンですね

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冷たい空気に当たってしまい、これ以上熱を奪われてなるものかと毛穴が閉じます

汗がかけないので、湿気が身体の中にこもります

 

そこにアイスです…これは冷たくて甘いもの!

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冷たいものが身体に入ってくると、身体は自分の体温程度まで温度を上げてから吸収を始めます

そうしないと、際限なく温度が下がってしまい大変なことになりますからね

冷たければ冷たいほど上げなくてはいけない幅が大きくなりますので、それだけエネルギーを消耗して熱を作ろうとします

よく言われる冷たいものを摂りすぎて夏バテというのはこういうことからです

 

これに拍車をかけるのが甘いもの=砂糖です

砂糖を摂ると、急激に血糖値が上がるので、今度はそれを急激に下げるべく、インシュリンが大量に放出されます

これだけの熱エネルギーが発生するようなことが身体の中で起こっているにも関わらず、エアコンで毛穴が閉じて汗がかけず、放熱できない

身体の中が高温多湿になってしまい、全体が浮腫む、それでダルい、重たい、痛いといった不定愁訴に繋がるわけです

この時期の肩こりや不定愁訴の原因はこれです!といってもいいぐらいです

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ですから、しんどい所にシップやマッサージだけでは、またすぐに戻ってしまいますからね!

東洋医学、鍼灸で全体を整える、という選択肢もあります

そのうえで、運動して汗をかく、冷たいものや甘いものを控えましょう

このまま汗をかけないで秋に入ると、首の周りの痛みや、咳が止まらないなどさらにバランスを崩すことになります

ご注意ください

動いてもなかなか汗がかけないと言う方は、スタートダッシュにこういうものもあります

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逆子の患者さんが来られました

実は元々逆子でお見えになった患者さんではなかったのですが…

肩が凝るので時々鍼を受けに来ていた患者さんですが、かなり久しぶりの来院でした

ご結婚され妊娠したということでおめでとうございます!と祝福ムードだったのですが…

お話を伺う中で「実は逆子と言われまして…」と

寝るときは左を下にしたり(理屈はよくわかりません)、逆子体操なるものを頑張っておられるようですが、

どうもうまいこといかないということでした

このまま行けば、帝王切開ですね、とドクターには言われています

聞けば妊娠33週ということ

実は逆子の鍼灸治療のタイミングは32-36週がベストです

ということで、いつもの鍼を妊婦仕様に変更して…最後にお灸です

はい!その場でお腹の形が変わったのを確認して終了です

次回の検診が2週間後ということだったので、念のためその前日にも同じように施術、

検診の後、お電話で「下向いてました!」と嬉しい連絡をいただきました

逆子はどうして起こるのでしょうか?

主な原因はやはり母体の下腹部の冷えであることが多いです

母体の下半身が冷えていれば、胎児は頭を冷やされるのを嫌い、上に頭を移動させてしまうのです

逆子は胎児が自分の体を守ろうとする一種の防衛反応と言えます

ですからマタニティースイミングなんてとんでもない!ですね

妊婦に限らずですが、特に妊娠中そして授乳中は血糖値が急速に上がるような食べ物(砂糖や小麦粉など)を

摂らないことと、下半身を冷やさないことが重要です

これらは全て母体だけではなく、産まれてくる赤ちゃんの体調にも関わってきますのでご注意を

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