コルセットやサポーターについて
2015年09月01日
腰痛の方でコルセットを装着している方、ひざが痛くてサポーターをしている方は結構いらっしゃるように思います
私も学生時代、練習のときには腰にコルセットを必ず着けていました
必ずです…よくやっていたなと(汗)
患者さんからも「こんなの付けてますけど良いですか?」と聞かれることもあります
私は「仕事などでどうしても出勤しないと…とか事情がある場合はしょうがないかもしれませんが、付けてても治りませんよ」と答えます
どういうことかと言うと…
まず、コルセットを装着すると…
がっちり固定されて締め付けられ、動かせる範囲が狭くなります
狭くなるとその部分の筋肉は動きが小さくなる
老廃物を運ぶ血管やリンパは、おもに筋肉が動くことによって、そのポンプ作用で動いています、ということは血行やリンパの流れが悪くなり、治りにくくなるということも…
あくまでコルセットやサポーターは治すためのものではないということと、装着することによって治癒を遅らせる可能性があるということです
ただし、長期間装着してこられた方はいきなり外すと危険なこともあります
筋肉の動きが小さくなるということは、使われないことによってその筋肉が痩せていくということも考えられるからです
また、急性期などやむを得ない事情で着けることになっても、治療しながら外す時期についてなど、ぜひ一度ご相談ください
野生動物は何かあった時にはじっとして治るのを待ちますが、動き回るのは人間だけ?
ホントは休むのがイチバンです
とは言え、休めないあなたのためにオフィス宝塚はありますからね!