最近エナジードリンクなるものが流行っているようです

砂糖の塊をぶち込んで作っているようなものですからおすすめはしません

エナジードリンクに限らず、今の季節よく飲まれるスポーツドリンクもそうですが、結構な量の砂糖が使われていますのでご注意を

先日息子がテスト前の一夜漬けで飲んでいました

「やめときや」と言いましたが聞きません、まあ何事も経験ということで…

朝出るときは元気でしたが、やはり試験まではもたなかったようです(笑)

 100%果汁も結局砂糖とよく似た果糖ですから…何飲んだらいいですか?と問われたら、麦茶かお水になりますね

 

そんなとき「甘酒は日本古来のエナジードリンク」なんて記事を読んだので少し調べてみました

甘酒には2種類あります

酒粕と麹で作るものと、米と麹で作るものがありますが、このブログで説明する甘酒はノンアルコールですので後者になります

甘酒というと初詣で神社やお寺でいただく、冬に身体を温めるのをイメージする方が多いですが、実は夏の風物詩だったんで

すね、俳句でも「甘酒」は夏の季語なんです

江戸時代には夏バテで亡くなられた方も多く、その予防に飲まれていたという記録もあるようです

私もまったく知りませんでした(-_-;)

中国の薬学の古文書によく似ている「酒醸(ちゅーにゃん)」というものがあるので、そこから甘酒が滋養強壮に効くということになったんじゃないかと勝手に推測しています

栄養学のない時代ですが、改めて先人の知恵はすごいですね

栄養的にはビタミンやアミノ酸を豊富に含んだ、まさに強力なエナジードリンクです

「飲む点滴」という異名も持つくらいですからかなりのものです

なにより、お米由来の糖分からの甘さはありますが砂糖が入っていないのが良い

出来上がりを買ってみてもいいのですが、これが炊飯器で作れる!ということでさっそく作ってみました

材料:麹(生でも乾燥でも)400グラム
          米 2合

①お米はお粥にします(水はお米の5倍程度→写真は少なすぎたので後で少し加えました)
②出来上がった粥を60度くらいまで冷ましてから麹を混ぜる

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③そのまま炊飯器で8~10時間保温します(時々かき混ぜる)

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このとき、蓋をせず、代わりに布巾をかぶせると温度が上がり過ぎません

出来上がりを口に含んでみました

甘い!!しかし尾を引くようなベターっとした結構しつこい甘さ…

これではアイスクリーム大好きのチビどものお眼鏡にかなうわけもないので、水で薄めたり、牛乳と混ぜたり、色々試行錯誤してみました

結果、甘酒2にプレーンヨーグルト0.5~1が今のところベストなレシピです

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酸味を入れるとベターっとした甘さがなくなって良いようです

発酵食品同士なので、なかなか良い組み合わせなのかなと思います

これを型に流し込んで凍らせて…甘いもの好きなチビはうまい!と食べてくれましてホッ

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他にもレモンや生姜の絞り汁を加えても良さそうですね

飲んでも良いですが、調味料にも使えるようです

今後分量を加減して色々試してみたいと思います

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