東洋医学 l オフィス宝塚

胃の氣その3

前回までエネルギーと書きましたが、
色んな解釈はあるものの、東洋医学では
「氣」がこれにあたります

 

「氣」と言うと目に見えない訳の分らないもののように
思われている方も多いのでは?

 

身体を循環している栄養を含んだ水分と
言えばわかりやすいでしょうか

 

ですから、「氣」の流れを整える=水分の循環の調整
ということになります

 

この循環がうまくいっていないと
痛みとして現れることもあります

 

消化器系に負担をかけてしまうようなこと
(食べ過ぎ・飲み過ぎ・ストレスetc)
があると、以前に書いたように
より消化にエネルギーである水分を
集めてきます

 

普段姿勢が悪いとか、
使い方が悪いような状態のところは
他の所より熱を持っています

 

それでも水分が循環していれば、
ダルいなぁくらいで済んでるかもしれません

 

水分が消化に取られてしまう状態が続くと、
カラカラに乾いてさらに熱を持ち、
痛みが起こるというわけです

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その痛いところに直接マッサージや鍼をすると、
そこに水を呼び込んでくれて
「そのときは」痛みがマシになります

もしくは痛み止めやシップで痛みをボカしてしまう

 

でもちょっと待ってください
なぜそこがカラカラに乾いてしまったのかを
忘れていないですか?

そこにアプローチすることが無いので、
その場しのぎになるわけです
その場しのぎが積み重なって重症化していく…

 

その痛み、
根本的な解決を考えてみませんか?

 

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あけましておめでとうございます?

昨日は旧暦1月1日でした
旧正月です

写真は庭の梅の花です

そして二十四節気「雨水(うすい)」を迎えます
雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃
昔から農耕を始める時期の目安とされてきたらしいです

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春がもうすぐそこです
東洋医学では春は肝が旺気(旺盛になる)する季節です
春になると一生懸命肝が働く=代謝が上がってきます

花粉症もそのひとつの現れで、冬場の冷え込みによる
身体の水分の停滞を何とかしようと、
くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが起こります

ではどうしたら???
アレルギーがある方は特に
冬に食事や服装で身体を冷やさないように

食事で言えば…
パン食なら全粒粉のものにして、スープと一緒に摂る
できるなら和食が良いんですけどね

部屋が暖かいからって毎日ビール!とか
毎日コタツでアイスクリーム!とか…
寒いからと毎日熱いコーヒーとか…
美味しいですけど全部アウトです(T ^ T)

服装は三首(首・手首・足首)を冷やさない

 

それから運動して、汗をかくこと
推奨は1日置きで良いので
連続30分歩きましょう

季節も新たに、年も新たに?
西暦ではとっくに正月気分はありませんが…
前向きな気持ちで!

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胃の氣その2

前回は、人間の身体の普段の働きのうち、

 

大部分を占めるのが消化活動ということを書きました

 

では、それ以上に優先されるような事態が起こるとどうなるか?

 

今の時期で言うと、風邪を引いて食欲が無くなる、

 

もしくは吐いてしまうということがあります

 

これは身体が消化よりウイルスと戦うことを優先しているためです

 

なのでこういう時は特に食べなくてよいのです

 

栄養摂らなきゃと無理をして食べていませんか?

 

実は身体がウイルスと戦うことにエネルギーを

 

集中しようとしてるのを邪魔しています

 

中には、食べて治そうとする方もいらっしゃいますが…

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そんな場合でもできるだけ消化の良いものを選びましょう

 

特に甘いものは消化にかなりのエネルギーを

 

使われてしまうので要注意ですね

 

食欲がないからとプリンやアイスクリーム、

 

とどめに水分補給でスポーツドリンク(砂糖水)なんて論外です!

 

甘いものは体調の良し悪しに関係なく、普段から摂り過ぎには要注意です

 

甘いものについてはいずれ書きたいと思います

 

それではまた

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胃の氣

今日は胃の話を

 

私が治療する前に特に重視して確認するのは胃の状態です

 

なぜか?

 

人間の普段の身体の働きのうち、優先順位が高く、大部分を占めるのが消化活動だからです

 

なおかつ大量のエネルギーを必要とします

 

食べ過ぎなどで、胃の消化活動にエネルギーを取り過ぎ!なんてことが起こると、

 

身体の他の部分が不調になったりするわけです

 

ですから、どこが悪かろうが胃の状態から観ていきますし、

 

どこか不調を訴える方は、大抵胃の状態も良くないですね

 

今日はこの辺で、次回もこの続きを書きたいと思います

 

 

7つの理由6-1

 

 

 

 

 

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