胃の氣その3
2015年02月27日
前回までエネルギーと書きましたが、
色んな解釈はあるものの、東洋医学では
「氣」がこれにあたります
「氣」と言うと目に見えない訳の分らないもののように
思われている方も多いのでは?
身体を循環している栄養を含んだ水分と
言えばわかりやすいでしょうか
ですから、「氣」の流れを整える=水分の循環の調整
ということになります
この循環がうまくいっていないと
痛みとして現れることもあります
消化器系に負担をかけてしまうようなこと
(食べ過ぎ・飲み過ぎ・ストレスetc)
があると、以前に書いたように
より消化にエネルギーである水分を
集めてきます
普段姿勢が悪いとか、
使い方が悪いような状態のところは
他の所より熱を持っています
それでも水分が循環していれば、
ダルいなぁくらいで済んでるかもしれません
水分が消化に取られてしまう状態が続くと、
カラカラに乾いてさらに熱を持ち、
痛みが起こるというわけです
その痛いところに直接マッサージや鍼をすると、
そこに水を呼び込んでくれて
「そのときは」痛みがマシになります
もしくは痛み止めやシップで痛みをボカしてしまう
でもちょっと待ってください
なぜそこがカラカラに乾いてしまったのかを
忘れていないですか?
そこにアプローチすることが無いので、
その場しのぎになるわけです
その場しのぎが積み重なって重症化していく…
その痛み、
根本的な解決を考えてみませんか?