実は元々逆子でお見えになった患者さんではなかったのですが…

肩が凝るので時々鍼を受けに来ていた患者さんですが、かなり久しぶりの来院でした

ご結婚され妊娠したということでおめでとうございます!と祝福ムードだったのですが…

お話を伺う中で「実は逆子と言われまして…」と

寝るときは左を下にしたり(理屈はよくわかりません)、逆子体操なるものを頑張っておられるようですが、

どうもうまいこといかないということでした

このまま行けば、帝王切開ですね、とドクターには言われています

聞けば妊娠33週ということ

実は逆子の鍼灸治療のタイミングは32-36週がベストです

ということで、いつもの鍼を妊婦仕様に変更して…最後にお灸です

はい!その場でお腹の形が変わったのを確認して終了です

次回の検診が2週間後ということだったので、念のためその前日にも同じように施術、

検診の後、お電話で「下向いてました!」と嬉しい連絡をいただきました

逆子はどうして起こるのでしょうか?

主な原因はやはり母体の下腹部の冷えであることが多いです

母体の下半身が冷えていれば、胎児は頭を冷やされるのを嫌い、上に頭を移動させてしまうのです

逆子は胎児が自分の体を守ろうとする一種の防衛反応と言えます

ですからマタニティースイミングなんてとんでもない!ですね

妊婦に限らずですが、特に妊娠中そして授乳中は血糖値が急速に上がるような食べ物(砂糖や小麦粉など)を

摂らないことと、下半身を冷やさないことが重要です

これらは全て母体だけではなく、産まれてくる赤ちゃんの体調にも関わってきますのでご注意を

069971

このエントリーをはてなブックマークに追加