逆子の患者さんが来られました
2015年07月27日
実は元々逆子でお見えになった患者さんではなかったのですが…
肩が凝るので時々鍼を受けに来ていた患者さんですが、かなり久しぶりの来院でした
ご結婚され妊娠したということでおめでとうございます!と祝福ムードだったのですが…
お話を伺う中で「実は逆子と言われまして…」と
寝るときは左を下にしたり(理屈はよくわかりません)、逆子体操なるものを頑張っておられるようですが、
どうもうまいこといかないということでした
このまま行けば、帝王切開ですね、とドクターには言われています
聞けば妊娠33週ということ
実は逆子の鍼灸治療のタイミングは32-36週がベストです
ということで、いつもの鍼を妊婦仕様に変更して…最後にお灸です
はい!その場でお腹の形が変わったのを確認して終了です
次回の検診が2週間後ということだったので、念のためその前日にも同じように施術、
検診の後、お電話で「下向いてました!」と嬉しい連絡をいただきました
逆子はどうして起こるのでしょうか?
主な原因はやはり母体の下腹部の冷えであることが多いです
母体の下半身が冷えていれば、胎児は頭を冷やされるのを嫌い、上に頭を移動させてしまうのです
逆子は胎児が自分の体を守ろうとする一種の防衛反応と言えます
ですからマタニティースイミングなんてとんでもない!ですね
妊婦に限らずですが、特に妊娠中そして授乳中は血糖値が急速に上がるような食べ物(砂糖や小麦粉など)を
摂らないことと、下半身を冷やさないことが重要です
これらは全て母体だけではなく、産まれてくる赤ちゃんの体調にも関わってきますのでご注意を