鍼灸院の情報発信を積極的に継続することが、患者さまを増やすことに繋がります。ですから、ブログは絶対にするべきだと思います。ブログは専門知識がない人でも簡単に情報を発信することが出来るからです。
では、ブログを書いただけでサイトにとってマイナスになってしまう場合もあるのはご存知ですか?
例えば、鍼灸院のサイト内のブログで、先生が休日に行った釣りの話をよく書いているという場合。このサイトはgoolgeから見ると、「鍼灸院」と「釣り」に関するページだという認識になります。
つまり、「鍼灸院」というテーマが薄くなってしまいますから、いずれ検索順位にも影響する可能性が出てきます。
趣味に関するブログの記事は、先生のパーソナリティを知ってもらうという意味では大切ですから、書いた方がいいと思います。しかし、それが検索の上位表示を妨げる要因になってしまうのは困ります。
このように間違った方法でブログを書いてしまうと、しなくてもいい損をするかもしれません。
また、サイトを強くするためにブログを頑張るということも同じですね。確かに、ブログを利用すればサイトが強くなるという考え方は間違っていません。しかし、それを自分1人の努力でクリアするのは、ゴールが遠すぎると思います。
ブログで損をしないために
ブログを効率よく活かすためにできることは、目的に合ったブログの場所を選ぶことです。
サイト内でブログをするのか、サイトと関係のないところでブログをするのか、その他の方法か。それぞれに特徴があり、得られるメリットとデメリットが違います。
ブログを目的別に分けると、次のようになります。
- 無料ブログ
- サイト内ブログ
- 記事の寄稿
- ブログの共有
自分の書くブログの目的にはどの媒体がピッタリなのか、じっくり選んでみてください。
無料ブログ
先生やスタッフの方のパーソナリティを知ってもらうために、鍼灸とは直接関係のない内容のブログを書きたい。そんな時は、アメブロやライブドアブログなどの無料ブログがいいと思います。ここで書くことは本サイトへの影響はほとんどありませんし、更新頻度も気にする必要がありません。
ただ、禁止事項が多く、違反するといきなりブログ全部を消されてしまう場合があります。大量のアカウントが削除されたりして、一時話題になりましたね。しかもバックアップ機能がなかったりします。また、広告が多いのでブログの内容が薄まってしまう。などのデメリットがあります。
いきなり削除されるというのも、商業利用と判断されなければ大丈夫だと思いますが、利用される時は一応気をつけてください。
サイト内ブログ
ブログを使ってサイトを強くするなら、サイト内ブログを頑張るしかありません。
スタッフの方と手分けして書くとか、とにかく楽に更新していける方法を見つけ出して、ページを量産してください。
それと、鍼灸と関係の薄い話題は出来るだけ書かない方がいいのですが、「年末年始の休暇のお知らせ」のようにどうしても書かなければいけない告知もあると思います。
この場合、この告知に関するページはgoogleなどの検索エンジンから見えない設定にすれば、順位への悪影響は出なくなると思います。
記事の寄稿
いろいろなサイトがコラムなど記事の寄稿を募集しています。そこに記事を寄稿して、その記事を見た人が本サイトを訪れるという流れです。たくさんの人が見ているサイトに記事が掲載されれば、本サイトへの流入が期待出来ます。また、掲載される記事が多くなれば、そのテーマの専門家として地位が高まる可能性もあります。
一般的な大手サイトや、医療系でも記事を寄稿出来るサイトはありますから、探してみてください。また、美容系サイトに投稿するなど、少しジャンルがズレているかな?と思うようなところにもチャンスはあると思います。ちなみに記事の審査に関しては、誰もが知っているような大手のサイトは比較的厳しいようです。
ブログを書く感覚で、定期的に記事を寄稿するというのもひとつのスタイルかもしれません。
ブログの共有
仲間内でブログのグループを作るというユニークな方法です。
つまり、1つのブログを複数の人で共同運営して、記事はそれぞれ個人で書くのです。
1人で頑張って300ページ書くのは難しいですが、みんなで協力すれば出来ないことではありません。鍼灸に関する記事が増えれば増えるほど、鍼灸としての強力なサイトに育っていきます。そしてそこに集まったたくさんのアクセスから、本サイトへの流入が期待出来ます。
チャンスを広げる
いくつかの方法を紹介しましたが、サイト内でブログをする以外の方法では、そこから本サイトへの流入がないと結果に繋がりません。この流入は、googleからサイトに直接訪れる人よりは、結果につながりやすいのですが、あともう一工夫が必要です。
- 連絡先として電話番号を大きく表示する
- 予約やお問い合わせのページへ直接行けるリンクを配置する
- 鍼灸院の地図や受付時間など基本情報を分かりやすく表示する
など、本サイトへの流入に加えて、本サイトへ行かなくても完結できるような状態を作るとチャンスが広がると思います。
※ 商業利用を禁じているところもありますので、利用規約等をよく確認ください。